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イタリアンバイク CASATI(カザーティ)「リネアオロ」と「レーザー」インプレッション

イタリアンハンドメイドバイク「CASATI(カザーティ)」。
クロモリの中でもこれほどガッチリと走れるフレームは少ないと思います。
今回は二つのフレーム「リネアオロ」と「レーザー」をインプレッション。

<リネアオロ>

リネアオロはクラシカルなラグで作られたフレームです。
フロントフォークもクロモリで作られた生粋クロモリのフレーム。
ブレーキケーブルなどのワイヤーを一部内蔵にするなど見た目のデザイン性もすっきりとして綺麗なフレームです。
カザーティはしなやかと言うよりもガッチリとしたフレームの特徴でペダルを踏むと「グイグイ」と加速を楽しめるバイクです。
山での相性も悪くなくダンシングもしっかりと反応してくれます。
見た目のクラシカルさとは裏腹に走れるバイクというのが分かります。
下りも終始安定した走りをみせ、完成度の高さが伺えます。

<レーザー>

レーザーは更に走りを意識したフレームで、ラグではなくフィレットブレイズ製法で作られた、軽量クロモリフレームです。
フロントフォークはカーボンを使っていて乗り心地も良くカーブなどの追従性も最高に良いフォークです。
軽量なフレームがヒルクライムでも良く効いていて、クロモリとは思えないくらいの登りを楽しませてくれます。
ダンシングを行っていても、引手にしっかりと付いてくるので余裕の走行ができます。
下りも安定したコーナリングができるのは、フレームの剛性とカーボンフォークとのマッチングが良く思った通りのラインで走ることが出来るので乗っていて安心「できる走りができます。
クロモリらしくないレーザーのフレームは下手なカーボンよりも走る楽しさが味わえるフレームです。

二つのフレームを比べてみると、リネアオロはラグでフォークもクロモリで出来ています。
レーザーはフィレット仕上げでフォークはカーボンです。
走りを意識しているのはどちらも同じですが、よりレース志向の設計はレーザーの方が高く始終レベルの高い走りを楽しめます。
リネアオロは、時にはガッチリと時にはゆったりと走れるフレーム特性で多くの方が好まれる特性だと思います。

フレームはカーボンやアルミバイクと違い細くて綺麗なラインが特徴のクロモリです。
乗っていて味が出るのもクロモリの醍醐味なので、カーボンから乗り換えをされる方は少なく有りません。
丁寧に作られたCASATI(カザーティ)の二つのフレームはどれも素晴らしくそれぞれの乗り味があります。

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